祭礼(読み)さいれい

精選版 日本国語大辞典 「祭礼」の意味・読み・例文・類語

さい‐れい【祭礼】

〘名〙
① 祭の儀式まつり祭典祭事。《季・夏》
正倉院文書‐宝亀元年(770)一一月二五日・三嶋子公解「申請暇事、合二箇日、右為私祭礼暇日件」
男女情交。おまつり。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦七(1757)九月廿五日「祭礼の跡てはつらい髪のくせ」

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デジタル大辞泉 「祭礼」の意味・読み・例文・類語

さい‐れい【祭礼】

神社などの祭り。祭典。祭儀
[類語]祭り祭典祭儀祭祀祝典祝儀大祭大儀大礼大典典礼盛儀儀式式典

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普及版 字通 「祭礼」の読み・字形・画数・意味

【祭礼】さいれい

まつりの礼法、儀式。〔墨子、公孟〕孟子曰く、鬼無しと。曰く、君子は必ず祭禮を學ぶと。子子曰く、無鬼を執つて祭禮を學ぶは、是れほ客無きに客禮を學ぶがごとし。是れほ魚無きに魚罟(ぎょこ)(あみ)を爲(つく)るがごとしと。

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