ぎ‐しき【儀式】
[1] 〘名〙
① 法やしきたりなどにのっとったきまり。また、日常の立ち居振舞の作法。
※枕(10C終)九九「あまりぎしきさだめつらんこそあやしけれ」 〔春秋左伝‐昭公六年〕
② 公事、神事、
祭事、仏事または凶賀の礼式などの作法。また、その行事。
儀礼。
典礼。
※続日本紀‐養老七年(723)八月甲午「太政官処分、
朝廷儀式、衣冠形制」
※太平記(14C後)四〇「泣々
葬礼の儀式を取営
(いとなみ)て」 〔後漢書‐律暦志中〕〔法華経‐方便品〕
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儀式
1971年公開の日本映画。監督・脚本:大島渚、脚本:田村孟ほか、音楽:武満徹、録音:西崎英雄。出演:河原崎建三、賀来敦子、佐藤慶、乙羽信子、高山真樹、河原崎しづ江、小山明子、小松方正ほか。第45回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。第26回毎日映画コンクール脚本賞、音楽賞、録音賞受賞。
儀式
米国の作家ロバート・B・パーカーのハードボイルド小説(1982)。原題《Ceremony》。「スペンサー」シリーズ。
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儀式
ぎしき
平安前期,朝廷の儀礼の式次第を定めた書
弘仁・貞観・延喜の3儀式がある。各10巻。『貞観儀式』が現存。即位・節会・新嘗 (にいなめ) 祭などの式次第が記されている。
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世界大百科事典内の儀式の言及
【魔術】より
…ある人物をテレビに映し,それを写真にとり,さらにコピーすると,実物→テレビ→写真→コピーと四つの次元を異にした表現が可能であるが,どれもその人物の形相をとどめている限り,その人物と認知することができる。この形相の同一性を行為で表現したものが儀式であり,物質で表現したものが象徴である。(4)象徴体系。…
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