野矢常方(読み)のや つねかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野矢常方」の解説

野矢常方 のや-つねかた

1802-1868 江戸時代後期の武士,国学者。
享和2年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。槍術(そうじゅつ)をおさめ,和歌沢田名垂(なたり)にまなび和学所師範をつとめる。戊辰(ぼしん)戦争で会津若松城をまもり,慶応4年8月23日戦死した。67歳。通称は与八。号は涼斎,蓼園など。著作に「山路苞」「蓼園集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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