苅萱桑門筑紫𨏍(読み)カルカヤドウシンツクシノイエヅト

デジタル大辞泉 「苅萱桑門筑紫𨏍」の意味・読み・例文・類語

かるかやどうしんつくしのいえづと〔かるかやダウシンつくしのいへづと〕【苅萱桑門筑紫𨏍】

浄瑠璃時代物。五段。並木宗輔・並木丈輔作。享保20年(1735)大坂豊竹座初演。苅萱道心説話による。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苅萱桑門筑紫𨏍」の意味・読み・例文・類語

かるかやどうしんつくしのいえづと ‥ダウシンつくしのいへづと【苅萱桑門筑紫𨏍】

浄瑠璃。時代物。五段。並木宗輔、並木丈助合作。享保二〇年(一七三五)大坂豊竹座初演。苅萱伝説に題材をとり、説経節、浄瑠璃、歌舞伎などの影響を受けて成立筑前の大名加藤繁氏が発心して高野山に入り苅萱と名のる。御台と石童丸が父を訪ねて高野へ向かう悲劇脚色。三段目の玉取り(守宮酒(いもりざけ))が有名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android