精選版 日本国語大辞典 「花の露」の意味・読み・例文・類語
はな【花】 の 露(つゆ)
[一]
① 花の上におく露。花に宿る露。特に、桜花におく露をさすこともある。《季・春》
[二]
※評判記・色道大鏡(1678)二「鬂附は花の露」
② 化粧水の名。婦人がおしろいをつける前につけて艷を出すもの。
(イ) 江戸初期、江戸で売り出されたもの。〔随筆・我衣(1825)〕
(ロ) 江戸後期、上方で売り出されたもの。
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