デジタル大辞泉
「繁文」の意味・読み・例文・類語
はん‐ぶん【繁文】
1 ごてごてした飾り。また、ごてごてと飾りたてた文章。
2 規則などが多くて煩わしいこと。「繁文を省き簡潔を旨とす」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はん‐ぶん【繁文】
〘名〙
② こまごまとして煩わしいこと。規則などが多くて面倒なこと。
※
本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭聴講令〈
大江以言〉「秦皇帝之惨虐、繁文酷
二秋荼之霜
一」 〔
史記‐
楽書〕
しげ‐もん【繁文】
〘名〙 細文を寄せて
一面に配置した文様。菱の細文が多く、
繁菱(しげびし)ともいう。離した
飛文(とびもん)、一層遠くに配した
遠文(とおもん)に対していい、多く織物に用いる。
※餝抄(1238頃)上「
単衣 紅、
単文、年少之人重文、宿老遠菱」
※
御伽草子・
唐糸草子(室町末)「しけもんのつつみには、よろづの物を忍ばせて、
乳母がこれをいただいて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「繁文」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報