深雪(読み)シンセツ

デジタル大辞泉 「深雪」の意味・読み・例文・類語

しん‐せつ【深雪】

深く積もった雪。みゆき
[類語]みぞれ氷雨あられひょう白雪はくせつ白雪しらゆきダイヤモンドダスト淡雪綿雪牡丹雪粉雪細雪締まり雪ざらめ雪小雪風花大雪豪雪どか雪吹雪吹雪く地吹雪雪嵐暴風雪ブリザード雪煙初雪新雪積雪根雪万年雪深雪みゆき残雪春雪

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精選版 日本国語大辞典 「深雪」の意味・読み・例文・類語

しん‐せつ【深雪】

〘名〙 (「じんせつ」とも) 深く積もった雪。みゆき。
玉葉‐嘉応二年(1170)一一月二二日「雪降、近年之間、可深雪、及五六寸也」
太平記(14C後)一八「寄手六千余騎、深雪(ジンせつ)に橇をも懸ず、山路八里を一日に越て、湯尾の宿にぞ着たりける」 〔方干‐贈功成将詩〕

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普及版 字通 「深雪」の読み・字形・画数・意味

【深雪】しんせつ

みゆき。

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世界大百科事典(旧版)内の深雪の言及

【生写朝顔話】より

…次いで,上坂した2世沢村田之助が14年正月大坂の市川善太郎座(角の芝居)で奈河晴助作《けいせい筑紫(つくしのつまごと)》8幕を上演して好評を博した。このときの配役は,春雨姫・深雪(みゆき)を2世沢村田之助,宮城阿曾次郎・沖津の仁三を3世嵐吉三郎であった。人形浄瑠璃では,32年(天保3)正月に山田案山子の遺稿をもとに翠松園主人の校補で《生写朝顔話》の名題により大坂稲荷社内で上演されたのが最初。…

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