精選版 日本国語大辞典 「氷雨」の意味・読み・例文・類語
ひ‐さめ【氷雨】
〘名〙
※書紀(720)神武即位前戊午年一二月(北野本室町時代訓)「時に忽然(たちまち)に天陰(ひし)けて雨氷(ヒサメふ)る」
② (「ひざめ」とも) 晩秋・初冬などのみぞれに近い冷たい雨。
※白羊宮(1906)〈薄田泣菫〉海のほとりにて「氷雨(ヒサメ)の海の海神は」
ひ‐あめ【氷雨】
〘名〙 =ひさめ(氷雨)
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