出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…平均的な高潮位と低潮位に対応する汀線を,それぞれ高潮(汀)線,低潮(汀)線といい,両者によって挟まれる地帯を潮間帯という。高潮線より内陸側も波浪,とくに暴風時の波浪によって影響を受けるので,低潮線と波浪の作用の及ぶ陸の限界の間を海浜sea shoreまたは単に浜shoreとよぶ。海浜は前浜(低潮線と高潮線の間)と後浜(高潮線より陸側)に区分され,後浜の陸側の限界を広義の海岸線shore lineまたは沿岸線coastlineとよぶ。…
…また,もう少し時間的・空間的に広い意味で海岸線を定義することがある。低潮線より内陸側の波浪・潮汐の影響が直接およぶ範囲を海浜とよび,とくに暴風時の波浪の影響がおよぶ内陸側の限界線,すなわち海浜の内陸限界線を広義の海岸線あるいは沿岸線とよぶことがある。したがって地図に海岸線を表示する場合,日本の地形図上では満潮時における正射影を水涯線として規定している。…
※「海浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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