精選版 日本国語大辞典 「洗出」の意味・読み・例文・類語
あらい‐だし あらひ‥【洗出】
〘名〙
① れんがで作った壁の表面を、漆喰(しっくい)などをせずに、生地のまま出しておくこと。また、その壁。〔日本建築辞彙(1906)〕
※落語・蓄音機(1899)〈初代三遊亭金馬〉「入口の所が洗ひ出しの叩(たたき)になって居りまして」
④ 調査して、表面に現われていない事情をあきらかにすること。
あらい‐だ・す あらひ‥【洗出】
〘他サ五(四)〙
① 洗って木の板目などを出す。
② よく洗って、よごれを取り去る。
③ 形や事情などをあきらかにする。
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