波勝崎(読み)ハガチザキ

デジタル大辞泉 「波勝崎」の意味・読み・例文・類語

はがち‐ざき【波勝崎】

静岡県、伊豆半島南西端の岬。海食崖をなす。餌づけされた野生ザルがすむ。

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精選版 日本国語大辞典 「波勝崎」の意味・読み・例文・類語

はがち‐ざき【波勝崎】

静岡県、伊豆半島南西端の岬。駿河湾に突き出し、最高二六〇メートルに達する海食崖がそそり立つ景勝地野猿が多い。富士箱根伊豆国立公園一部

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「波勝崎」の意味・わかりやすい解説

波勝崎
はがちざき

静岡県伊豆半島南西部、賀茂(かも)郡南伊豆町伊浜(いはま)の北西方にある岬で、石英安山岩からなる海岸。大窪浜(おおくぼはま)の海岸は砂礫(されき)浜であるが、野猿の生息地で餌(え)づけもされ、観光資源となっている。波勝崎から松崎町雲見(くもみ)の浅間崎まで海食洞千貫門(せんがんもん)、落差260メートルに達する赤壁(せきへき)とよばれる絶壁が続いている。三浦(さんぽ)自然遊歩道も設置され、展望に恵まれる。

[北川光雄]

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百科事典マイペディア 「波勝崎」の意味・わかりやすい解説

波勝崎【はがちざき】

静岡県南伊豆町,伊豆半島南西岸の岬。北方,雲見の浅間(せんげん)崎まで5kmにわたり最高260mに及ぶ安山岩の海食崖が続き,海上洞門をもつ巨岩の千貫門がある。岬に200余頭の野生ザルがすみ,餌つけに成功堂ヶ島から遊覧船が出るほか,バスも通じる。
→関連項目南伊豆[町]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「波勝崎」の意味・わかりやすい解説

波勝崎
はがちざき

静岡県東部,伊豆半島南西端の岬。南伊豆町伊浜の西約 2.5kmにある。岬一帯は石英安山岩から成り,切立った絶壁や奇岩など,豪壮な海岸美と野猿 (ニホンザル) の生息で有名な観光地。国道 136号線が通じる。富士箱根伊豆国立公園に属する。

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世界大百科事典(旧版)内の波勝崎の言及

【波勝岬】より

…静岡県伊豆半島南西部,賀茂郡南伊豆町にある岬。波勝崎とも書く。岬から松崎町の雲見崎までの波勝海岸は貫入岩体の石英安山岩からなる海食崖が続き,約260mの落差をもつ赤壁,高さ約15m,幅約10mの海食洞門をもつ千貫門,八穴,海金剛など雄大な景観をもつ。…

※「波勝崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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