観光地(読み)かんこうち

精選版 日本国語大辞典 「観光地」の意味・読み・例文・類語

かんこう‐ち クヮンクヮウ‥【観光地】

〘名〙 風物景色などの名所として、人々が多く訪れる場所
※嘆きの氷河(1962)〈新田次郎〉一「スイス観光地の村々で見るような赤屋根の家」

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デジタル大辞泉 「観光地」の意味・読み・例文・類語

かんこう‐ち〔クワンクワウ‐〕【観光地】

観光の対象とされる史跡名勝、また、温泉などがある土地
[類語]行楽地景勝地勝地保養地避暑地リゾート

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世界大百科事典(旧版)内の観光地の言及

【観光】より

…著名な事例としては富士スバルライン,石鎚山スカイライン,南アルプススーパー林道,北海道・東北・信州各地でのスキー場開発,奄美諸島,沖縄におけるシーショア開発,海外の事例ではハワイ州(アメリカ),リビエラ海岸(フランス)等におけるシーショア開発などを挙げることができる。いずれも雄大な自然環境が売りものの観光地であるが,大規模な開発による自然生態系の破壊が不可逆的に進行して,観光価値を高めるための行為が,結果として対象の資源価値を低めるという矛盾を招いている。類似の事例は人文的資源についてもあり,例えば京都や奈良の有名社寺の周辺では,大量の観光客を導入するための車道開発や駐車場の設置および観光客のための店舗や宿泊施設の設置が,静寂な古都のたたずまいの魅力を大幅に減じている状況があり,同様の問題は各地で起こっている。…

※「観光地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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