デジタル大辞泉
「水泡」の意味・読み・例文・類語
み‐つぼ【▽水▽泡】
《「水粒」の意》水滴。水のあわ。
「―なす仮れる身そとは知れれどもなほし願ひつ千年の命を」〈万・四四七〇〉
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すい‐ほう ‥ハウ【水泡】
〘名〙
※
性霊集‐一〇(1079)詠十喩詩・詠如泡喩「天雨濛々天上来、水泡種々水中開」 〔
漢書‐
芸文志〕
② かいがないこと、はかないこと、また、むだになることのたとえ。→
水泡に帰する。
※近世紀聞(1875‐81)〈
染崎延房〉八「水泡
(スヰハウ)画餠と成行ける事
千載の遺憾之に過ず」
み‐な‐わ【水泡】
〘名〙 (「みなあわ」の変化した語) 水の泡。あわ。この世などはかないもののたとえに用いる。
※
万葉(8C後)五・九〇二「水沫
(みなわ)なすもろき命も𣑥縄の千尋にもがと願ひ暮しつ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報