ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「栗栖赳夫」の意味・わかりやすい解説
栗栖赳夫
くるすたけお
[没]1966.5.10. 東京
政治家。 1921年,東京大学を卒業。興業銀行に入る。 47年参議院議員に当選。同年,興銀総裁となったが,すぐ片山内閣の蔵相に就任。 48年芦田内閣の経済安定本部長官に転じたが,昭電疑獄 (→昭和電工事件 ) で起訴され失脚。芦田内閣も総辞職に追込まれた。 62年に有罪が確定し,失意のうちに死んだ。
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