栃木・小1女児殺害(読み)とちぎしょう1じょじさつがい/とちぎしょういちじょじさつがい

知恵蔵 「栃木・小1女児殺害」の解説

栃木・小1女児殺害

2005年12月1日、栃木県今市市(現・日光市)の小学1年吉田有希さん(当時7)が下校途中、行方不明となった。翌2日午後2時頃、不明になった場所から南東へ約65km離れた茨城県常陸大宮市の山林で、遺体で発見された。胸などに刺し傷があり、栃木・茨城両県警が殺人と死体遺棄事件として捜査を始めた。女児は1日午後2時頃、小学校から同学年の女児3人と共に歩いて下校し、2時50分頃、市道Y字路で友達と別れてから行方がわからなくなった。仕事から帰宅した母親が女児の不在に気づき、午後5時50分頃、栃木県警今市署の駐在所に届けた。犯人は車を使ったとみられ、警察は廃棄処分された車を調べ、連れ去りや遺棄の現場周辺で不審者を目撃した人がいないか捜査しているが、06年7月までに犯人を特定する情報は得られていない。

(緒方健二 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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