デジタル大辞泉
「旗頭」の意味・読み・例文・類語
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はた‐がしら【旗頭】
〘名〙
① 旗の上部。
※
源平盛衰記(14C前)四三「雲の中より白旗一流れおり下って、
判官の旗頭
(ハタカシラ)にひらめきて」
② 中世、地方武士団の長。
※
太平記(14C後)一九「清の党の旗頭
(ハタガシラ)、芳賀兵衛入道禅可」
③
近世、地方の大小名のかしら。
彦根藩・
津藩のように、その地方の
雄藩で、一朝事ある時には他の
諸侯を率いて京都防備の任にあたるものの俗称。
き‐とう【旗頭】
〘名〙
※
歩兵操典(1928)附録「其拳を肩の高さにし旗頭を僅に
前方に傾かしむ」
※
東京日日新聞‐明治三四年(1901)一一月一三日「
反対の旗頭
(キトウ)たるを甘んぜん」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「旗頭」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報