頭部(読み)とうぶ

精選版 日本国語大辞典 「頭部」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぶ【頭部】

〘名〙
動物のからだの一区分。内部に脳を有し、外部に目・鼻・口・耳などのある部分。あたまの部分。〔生物学語彙(1884)〕
② 物のあたまの部分。先端の部分。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「切薯(〈注〉きりいも)は彼の頭部を欲す」
病室の花(1920)〈寺田寅彦〉「寝台の頭部に光る真鍮金具

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デジタル大辞泉 「頭部」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぶ【頭部】

頭の部分。また、物の先端の部分。あたま。「仏像頭部
[類語]あたまかしらこうべつむりかぶりおつむヘッド雁首

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世界大百科事典(旧版)内の頭部の言及

【頭】より

…動物体の前部にあって1個のまとまりをなす部分をふつう頭という。〈頭部〉も同様の意に用いられる。頭には一般に口があり,摂食器官,感覚器官の発達や神経節の集中化がみられる部域である。…

※「頭部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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