精選版 日本国語大辞典 「反対」の意味・読み・例文・類語
はん‐たい【反対】
〘名〙
① (形動) 物事の様子・位置・順序・方向や、考え方、意味内容などが、他の物と逆の関係にあること。また、そうなることや、そのさま。あべこべ。うらはら。さかさま。対照。対比。
※語孟字義(1705)下「然凡文字必有二反対一。得二其対一、則意義自明矣。誠字与二偽字一対」
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二「反対せる図形を布上に印すべしと」 〔公孫龍子‐通変〕
② 他の意見などに対してさからうこと。賛成しないこと。対抗。不賛成。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「この二説の反対するものを論ずべきなり」
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