精選版 日本国語大辞典 「思量」の意味・読み・例文・類語
おも‐ばか・る【思量】
〘他ラ四〙 (「おもいはかる」の変化した「おもんばかる」の「ん」の無表記) いろいろと考えを巡らす。いろいろと考えて判断する。おもんぱかる。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※足利本論語抄(16C)先進第十一「又推量して憶(ヲモハカリ)意に物を云へ、ちゃうとあたる㕝あるぞ」
おもい‐ばか おもひ‥【思量】
おも‐ばかり【思量】
〘名〙 (「おもいはかり」の変化した「おもんばかり」の「ん」の無表記) 考えを巡らすこと。思慮。おもんぱかり。
※元永二年七月十三日内大臣忠通歌合(1119)「むなしきおもばかりのことどもつたなきをのみあらはすらくのみ」
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