北武蔵名跡志(読み)きたむさしめいせきし

日本歴史地名大系 「北武蔵名跡志」の解説

北武蔵名跡志
きたむさしめいせきし

二巻二冊

別称 北武蔵考 富田永世編著

成立 嘉永六年

写本 国会図書館・東京大学史料編纂所ほか

解説 著者秩父郡大田村出身、上野国藤岡の飛脚問屋支配人で国文学者。賀美・児玉那珂・榛沢・幡羅・大里・横見・男衾・比企・秩父のほか北武蔵地方の沿革・名所古跡について一六〇余部の典籍から関係事項を抜粋し、郡村別に配列して考証を加えたもの。

活字本 「北武蔵名跡志」・埼玉叢書一

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android