精選版 日本国語大辞典 「中途」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐と【中途】
〘名〙 (「ちゅうど」とも)
※経国集(827)一四・不堪奉試〈路永名〉「別有二邯鄲学レ歩者一、中途匍匐不レ知レ帰」
③ 中世の裁判で、その訴訟の途中の状態をいう。訴訟の間、係争物件は、公権力に凍結された。
※大乗院寺社雑事記‐文明一三年(1481)一二月六日「田那庄事は所務被レ居二中途一歟云々」
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