上野原市(読み)ウエノハラシ

デジタル大辞泉 「上野原市」の意味・読み・例文・類語

うえのはら‐し〔うへのはら‐〕【上野原市】

上野原

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上野原市」の意味・わかりやすい解説

上野原〔市〕
うえのはら

山梨県東端,桂川とその支流秋山川や鶴川流域にある市。東で神奈川県,北で東京都に接する。 2005年上野原町と秋山村が合体して市制。中心集落の上野原は桂川左岸の河岸段丘上にあり,近世甲州街道の重要な宿場町として発展。家並みや水路面影が残る。近世には甲斐絹の産地として知られ,絹市でにぎわった。山間部では林業が営まれるが,近年は東京への通勤者が増加している。ハイキングに適した山が点在し,桂川でのアユ釣りも人気が高く,首都圏などから多くの観光客が訪れる。年2回行なわれる無生野 (むしょうの) の大念仏は国の重要無形民俗文化財,上野原小学校の校庭にある大ケヤキは国の天然記念物に指定されている。 JR中央本線,中央自動車道,国道 20号線が市の中心部を横断する。面積 170.57km2。人口 2万2669(2020)。

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日本歴史地名大系 「上野原市」の解説

上野原市
うえのはらし

2005年2月13日:北都留郡上野原町南都留郡秋山村合併・市制施行
【上野原町】山梨県:北都留郡
【秋山村】山梨県:南都留郡

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