南都留郡(読み)みなみつるぐん

日本歴史地名大系 「南都留郡」の解説

南都留郡
みなみつるぐん

面積:四〇〇・七一平方キロ(境界未定)
秋山あきやま村・道志どうし村・山中湖やまなかこ村・忍野おしの村・西桂にしかつら町・河口湖かわぐちこ町・勝山かつやま村・足和田あしわだ村・鳴沢なるさわ

県南東部に位置する。東は丹沢たんざわ山地で神奈川県に接し、南は富士山裾野で静岡県に接する。郡域は東西にほぼ二分され、東側四村の北は北都留上野原うえのはら町と大月市、西は都留市・富士吉田市に接する。西側五町村の北は都留市と大月市、北から西は東八代郡御坂みさか町・芦川あしがわ村、西八代郡上九一色かみくいしき村に接する。明治一一年(一八七八)郡区町村編制法により都留郡が南北に分割されて成立、この段階では北は北都留郡に続き、西は東八代郡・西八代郡に接していた。郡域の南東から南西にかけては富士山裾野原野で、富士五湖のうちの山中湖・河口湖・西さい湖を含んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報