日本大百科全書(ニッポニカ) 「マツテヤ」の意味・わかりやすい解説 マツテヤまつてやMattiyāh アラム語Matthias ギリシア語 生没年不詳。『新約聖書』の「使徒行伝(ぎょうでん)」1章が、イエス死後に発足したエルサレム教会で、イエスを裏切ったユダの後任として十二使徒の一員とされた、と伝えている人物。選任の条件は、生前のイエスの群れと終始行動をともにしていたことであった。それ以外には記録はない。[佐竹 明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例