ソウ(サウ)・ひたい(漢字)

普及版 字通 の解説


19画

[字音] ソウ(サウ)
[字訓] ひたい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は桑(そう)。〔説文九上に「(ひたひ)なり」とあり、は額。〔方言、十〕に中夏は、東斉ではというとする。〔儀礼、士喪礼〕「人、拜して稽(けいさう)す」の注に「頭、地に觸れて容無し」という。金文には「(稽)首(けいしゆ)」といい、稽の語はない。稽とは頓首叩頭の礼をいう。

[訓義]
1. ひたい、ぬかずく。
2. あたま、いただき。
3. ほお。

[古辞書の訓]
名義抄 ヒタヒ・ホガラカナリ・カシラ・ヒタヒヒロシ 〔字鏡集 ヒタヒヒロシ・ホガラカナリ・ヒザマクラ・カシラ・カウベ・ヒタヒ

[熟語]

[下接語]
・広・高・拝・隆

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報