カ・かり(漢字)

普及版 字通 「カ・かり(漢字)」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音]
[字訓] かり

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
手()を以て岩石を切り取る形。また琢冶を加えない瑕玉の意。これを琢冶して真玉を得るので真仮の意となる。假(仮)は仮面。

[訓義]
1. かり。
2. 動詞に用い、かりる、かす。

[声系]
〔説文〕に声として瑕・・暇・假・鍜など二十一字を収める。玉石の切り出した素材で、未完成、仮借、大きなものの義を含む。

[語系]
金文の「休」は「休」、「」は「遐」、「爲」は「を爲すこと(かぎ)り無し」、「年」は「(なん)ぞ(くわうこう)年ならざらん」で、・遐・何の意に用いる。・假keaは同声。遐hea、何haiは声近く、通用する字である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android