カイ(クヮイ)・くらい・つごもり(漢字)

普及版 字通 の解説


人名用漢字 11画

[字音] カイ(クヮイ)
[字訓] くらい・つごもり

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 形声
声符は(毎)(まい)。(海)・(悔)(かい)の声がある。婦人髪飾りの多い形。その甚だしいものを毒という。そのように上を飾って下を壅閉(ようへい)することから、暗の意が生まれる。〔説文七上に「盡るなり」とあり、つごもりをいう。

[訓義]
1. くらい、やみ。
2. 月影の全く欠けるとき、つごもり。
3. 道理にくらい、おろか。
4. かすか、尽きる。

[古辞書の訓]
名義抄 クラシ・クラマス・ツゴモリ・カクス・カクル・シバラク

[熟語]

[下接語]
・隠・患・景・顕・昏・朔・四・自・時・初・節・潜・多・昼・韜・霾・避・冥・幽・養・理・淪

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報