材料の粘り強さ。材料に力を加えると初めは弾性的に変形し、その後、塑性(外力を除いても元の形に戻らない性質)的に変形し、局部収縮がおこり、ついに破断する。この間に費やされたエネルギーが大きいほど靭性が大きいという。靭性は強さと塑性変形能(延性)の積と考えればよい。一般に部材の表面に欠陥があるともろい破壊がおこるが、靭性の大きい材料でできた構造物は壊れにくい。一般に強い材料は延性が小さい。強さのみでなく靭性の大きさ(強靭)が構造用材料に要求される。
[須藤 一]
外務大臣や領事官が旅券(パスポート)を返納させる必要があると認めたとき、旅券の名義人に対し、期限を設けて旅券の返納を命ずることができる規則。申請時に虚偽の記載があったときや旅券の記載事項の訂正をした場...
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