霞の関(読み)かすみのせき

精選版 日本国語大辞典 「霞の関」の意味・読み・例文・類語

かすみ【霞】 の 関(せき)

[一] 行く手をさえぎる霞を関所にたとえていう。
※続千載(1320)春上・五七「同じくは空に霞の関もがな雲路の雁をしばしとどめん〈藤原為世〉」
[二] 東京都多摩市関戸にあった小山田関の別称という。鎌倉街道要所歌枕
※新拾遺(1364)雑上・一五五七「いたづらに名をのみとめて東路の霞の関も春ぞ暮れぬる〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「霞の関」の解説

霞の関
かすみのせき

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治25.5(大阪中座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android