普及版 字通 「閲(漢字)」の読み・字形・画数・意味
閲
常用漢字 15画
(旧字)
15画
[字訓] かぞえる・けみする・いれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は兌(えつ)。〔説文〕十二上に「數を門中にするなり」とあり、「の省聲」とする。門中の車馬の数をかぞえる意。〔周礼、夏官、大司馬〕「大」の〔注〕に「軍實を(かぞ)ふるなり」とあるのと、同じ意である。
[訓義]
1. かぞえる。
2. すべて改めしらべる意に用いる。
3. けみする、みる。
4. 功績をいう。いさお。
5. うける、あたえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カゾフ・ミル・エラブ・カムガフ・イル・ウク・ヒラク・ヨル 〔字鏡集〕 エラブ・ミル・カズ・イル・カゾフ・ウク・マラウド・アラハス・アツム・カムガフ・マコト
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報