通理(読み)つうり

精選版 日本国語大辞典 「通理」の意味・読み・例文・類語

つう‐り【通理】

〘名〙
世間一般に通じる正しい道理。当然そうある道理。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「人として一身の俸養を為し又其妻子に衣食を給するは天下の通理なり」 〔新唐書‐韋夏卿〕
② (━する) 事の筋を通すこと。また、通っている筋。
伝光録(1299‐1302頃)彌遮迦尊者「神通妙用をうるといへども、過去八万劫、未来八万劫を通理するのみ」 〔白居易‐雲居寺孤桐詩〕

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普及版 字通 「通理」の読み・字形・画数・意味

【通理】つうり

通明

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