辻褄(読み)ツジツマ

デジタル大辞泉 「辻褄」の意味・読み・例文・類語

つじ‐つま【××褄】

《「辻」は裁縫で縫い目が十文字に合う所。「褄」は着物の裾の左右が合う所》合うべきところがきちんと合う物事道理。「話の辻褄を考える」
[類語]ことわり道理事理条理論理理屈筋道道筋理路ロジック合理合理的論理的理路整然ロジカル理詰め中正方正適正真正純正フェア正しい正当至当正道本筋正則公正まっとうまとも合法合法的ノーマル

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精選版 日本国語大辞典 「辻褄」の意味・読み・例文・類語

つじ‐つま【辻褄】

〘名〙 (「辻」は裁縫で縫目が十文字に合うところ。「褄」は着物の裾の左右が合うところ) 合うべき所がきちんと合うはずの物事の道理。一つのものの初めと終わり。すじみち。つまめ。
※歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立「辻つまそろはぬ判談を、いつ迄待って居られるものか」

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