豊満(読み)ホウマン

デジタル大辞泉 「豊満」の意味・読み・例文・類語

ほう‐まん【豊満】

[名・形動](スル)
豊かで十分にあること。豊かに満ちていること。また、そのさま。「豊満音色楽器
「彼の感情が常に―して居る事は」〈菊池寛忠直卿行状記
肉づきのよいこと。また、そのさま。「豊満な肉体」
[派生]ほうまんさ[名]
[類語]肥満でぶでぶっちょ小太り太りじし太っちょ横太り中年太り水太り酒太り脂肪太り固太り着太り鮟鱇あんこでっぷりぶくぶくぶよぶよ丸丸ころころぽってりぽっちゃりぽちゃぽちゃふっくらふくよかふくらかもちもち丸ぽちゃ福福しいグラマー恰幅かっぷくむっちりむちむち肥える太るぼってりでぶでぶずんぐりずんぐりむっくり布袋ほてい太鼓腹寸胴ずんどう太め三段腹段腹ビヤ樽

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精選版 日本国語大辞典 「豊満」の意味・読み・例文・類語

ほう‐まん【豊満】

〘名〙 (形動)
① (━する) ゆたかに充実すること。また、そのさま。ゆたかにみちみちているさま。
落梅集(1901)〈島崎藤村雅言詩歌「その母音は皆な完全にして豊満なり」
② 肉づきのよいさま。
※古活字本毛詩抄(17C前)三「顔はやせはせいで豊満なぞ。豊満はをもふくろとよむぞ」

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普及版 字通 「豊満」の読み・字形・画数・意味

【豊満】ほうまん

ゆたか。

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