若柳町(読み)わかやなぎちよう

日本歴史地名大系 「若柳町」の解説

若柳町
わかやなぎちよう

面積:五四・三八平方キロ

郡東部に位置する。西は北から金成かんなり町・志波姫しわひめ町・築館つきだて町、南は伊豆いず沼をほぼ折半して登米とめはさま町、東は同郡石越いしこし町、北東部は岩手県西磐井にしいわい花泉はないずみ町と接する。花泉町境に標高五〇―一〇〇メートルほどの丘陵が横たわるが、町域の大半は迫川の沖積地で、集落は丘陵の南側と同川の自然堤防上に立地する。一迫いちはさま二迫にのはさま三迫さんのはさまの三河川を集めた迫川は町域を南東流するが、両岸低地近世の新田開発で広大な水田地帯となっており、金成耕土の中心とされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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