筑北村(読み)ちくほく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筑北村」の意味・わかりやすい解説

筑北〔村〕
ちくほく

長野県中部,筑摩山地山間にある村。犀川の東方,上田盆地の北西方に位置する。 2005年本城村,坂北村,坂井村の3村が合体。犀川支流の東条川,麻績川などが形成する河岸段丘と,山間のゆるやかな傾斜地に集落が点在する。乱橋,西条青柳はかつては北国西街道宿場町で,いまも石垣などに当時の面影が残る。米作のほか畜産,高原野菜の栽培などが行なわれる。岩殿寺の金銅十一面観音釈迦聖観音像御正体および木造大日如来坐像は国指定重要文化財。村域の一部は聖山高原県立自然公園に属する。 JR篠ノ井線,国道 143号線,403号線が通る。面積 99.47km2。人口 4149(2020)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本歴史地名大系 「筑北村」の解説

筑北村
ちくほくむら

2005年10月11日:東筑摩郡坂井村坂北村本城村合併
【坂井村】長野県:東筑摩郡
【坂北村】長野県:東筑摩郡
【本城村】長野県:東筑摩郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android