精選版 日本国語大辞典 「合体」の意味・読み・例文・類語
がっ‐たい【合体】
〘名〙
① 二つ以上のものが一つに合わさること。合同すること。
※中右記‐大治四年(1129)正月一五日「抑去保安元年十一月、自二魚水之契一忽変、合体之儀俄違以来、天下之政在二此人一言一也」 〔礼記‐昏義〕
② 心を一つに合わせること。
※本朝文粋(1060頃)一二・詰眼文〈三善清行〉「昔与レ卿同胞而生育、今与レ卿合体而行蔵、相共周施、漸六十余歳」
※保元(1220頃か)上「君臣合体するときは、四海太平にして、凶賊おこる事なし」
がっ‐てい【合体】
〘名〙 「がったい(合体)」の変化した語。
※太平記(14C後)二三「誠に君臣合体(ガッテイ)の誠を感じ」
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