稲葉春生(読み)いなば しゅんせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉春生」の解説

稲葉春生 いなば-しゅんせい

1890-1976 昭和時代の日本画家。
明治23年6月5日生まれ。生地岡山県の小学校教諭をへて大正14年京都にうつり,竹内栖鳳(せいほう),土田麦僊(ばくせん)に師事。昭和6年帝展で「花葵」が入選以後,新文展などで入選。戦後,岡山市画室をかまえて,36年日本画研究会の青丘社を設立,主宰した。昭和51年1月29日死去。85歳。岡山師範卒。本名は国市。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android