福見寺(読み)ふくみじ

日本歴史地名大系 「福見寺」の解説

福見寺
ふくみじ

[現在地名]重信町山之内 岡

俵飛山と号し、真言宗豊山派。本尊は水月観音と聖観音。標高一〇五三メートルの福見山頂から南西にやや下った所に奥院があって水月観音・不動明王・毘沙門天を置く。それより南、重信川流域まで下った字おか本坊があり、聖観音・不動明王・毘沙門天を安置する。

予陽郡郷俚諺集」に、

<資料は省略されています>

とある。「伊予温故録」はさらに補説して「飛帰る米俵の内(中略)一俵南の河上に落つ、是より此地福人多し此故事に由りて此寺を俵飛山福見寺と号す」という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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