由仁町(読み)ゆにちよう

日本歴史地名大系 「由仁町」の解説

由仁町
ゆにちよう

面積:一三三・八六平方キロ

空知支庁管内南端にある夕張郡の町。昭和二五年(一九五〇)一一月、同郡由仁村が町制を施行して成立。北は夕張川で同郡栗山くりやま町と夕張市、南は千歳市、胆振支庁勇払ゆうふつ追分おいわけ町・早来はやきた町・厚真あつま町、西は馬追まおい丘陵分水嶺長沼ながぬま町に接する。町域は東西八キロ・南北三二キロで、南東方に長く延びる。町域の二七パーセントが山地で、南東部は夕張山系に属する森林地帯である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「由仁町」の意味・わかりやすい解説

由仁〔町〕
ゆに

北海道南西部,夕張川の中流域にある町。 1950年町制。地名アイヌ語のユウンニ (温泉のあるところの意) に由来。東は夕張山地,西は馬追 (まおい) 丘陵で限られた豊かな農業地域。米作が盛んで,ジャガイモ,タマネギ,豆類などを栽培。乳牛飼養養豚養鶏畜産も行われる。食品加工,木工品製造業も立地国道 234号線,274号線,JR室蘭本線が通る。面積 133.74km2。人口 4822(2020)。

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