然なきだに(読み)サナキダニ

デジタル大辞泉 「然なきだに」の意味・読み・例文・類語

さ‐なき‐だに【然なきだに】

[連語]そうでなくてさえ。ただでさえ。
「―静かな庭が、一増ひとしお蕭然ひっそりして」〈独歩運命論者
[類語]ましてなおさらいわんやさらに余計一層もっとますますいよいよよりも少しもう少しずっとなお一段いやが上に数段段違い層一層しのぐもそっと今少しぐんとぐっとうんとだいぶ余程遥かひとしおうたた尚尚なおなおなお以て更なるひときわいや増すなお且つかてて加えてそれどころそればかりかしかのみならずのみならず加うるにおまけにまた且つまた且つこの上その上しかもさては

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例