無異(読み)ブイ

デジタル大辞泉 「無異」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐い【無異】

[名・形動]異状がないこと。無事であること。また、そのさま。
「―安全緒言終って」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「無異」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐い【無異】

〘名〙 (形動)
何事も起こらないで無事であること。また、そのさま。平穏
※牧童宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)七月一七日「御無異之旨珍重不之候」
② 変わらないこと。ちがわないこと。また、そのさま。
仮名草子可笑記(1642)三「虎狼十度に一二度人をくはずとも、信実心無異(ブイ)にして、人をくはぬとは思ひがたし」 〔史記‐河渠書〕

む‐い【無異】

〘名〙 (形動) ⇒ぶい(無異)

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普及版 字通 「無異」の読み・字形・画数・意味

【無異】むい

同じ。

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