漫遊(読み)マンユウ

デジタル大辞泉 「漫遊」の意味・読み・例文・類語

まん‐ゆう〔‐イウ〕【漫遊】

[名](スル)気の向くままに各地を回って旅すること。「諸国漫遊する」「漫遊記」
[類語]周遊回遊遊覧歩く旅行ぶらつくほっつく散歩散策逍遥しょうよう漫歩巡歴足任せそぞろ歩き遊歩行脚あんぎゃ跋渉ばっしょう杖を遊山観光行楽探勝物見遊山巡遊歴遊遊歴たび遠出行旅こうりょ客旅かくりょ羇旅きりょ旅路たびじ道中どうちゅう旅歩きトラベルツアートリップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漫遊」の読み・字形・画数・意味

【漫遊】まんゆう(いう)

心のままに旅する。〔水経注、渭水上〕(万石湾は)淵深測られず、實に靈異と爲す。先後する、多く其の斃(へい)に罹(かか)る。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の漫遊の言及

【観光】より

…およそ国の文化というものは,自然を背景とする村落や都市の景観,日常の生活様式,さらに文化の所産としての芸術等に形として現れるものであり,それらを視察することによって,自国の文化の向上に役立てるという語感を観光という言葉は持つ。明治時代にはそうした原義に沿った用法がみられ,それ以前から用いられていた〈物見遊山(ものみゆさん)〉〈漫遊〉などという語と比べると,観光は格調の高い言葉とされた。ただし,この言葉の現在の語感は,むしろ低俗な響きを持つ場合も多い。…

※「漫遊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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