戦士(読み)せんし

精選版 日本国語大辞典 「戦士」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【戦士】

〘名〙
① いくさをする人。戦場で戦う兵士。つわもの。
平治(1220頃か)上「血を含みかさを吃て戦士をなでしかば、心は恩の為につかへ、命は義によってかろかりければ」 〔史記‐衛青伝〕
第一線で活躍している人。特にある運動に活躍する人。
破戒(1906)〈島崎藤村〉一「新しい思想家でもあり戦士でもある猪子蓮太郎といふ人物が」

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デジタル大辞泉 「戦士」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【戦士】

戦場で戦う兵士。つわもの。「無名戦士
第一線で活躍する人。主義信念のために活躍する人。「プロレタリア戦士」「企業戦士
[類語]軍人兵士兵隊兵卒つわもの闘士戦闘員従卒士卒将卒精兵弱兵雑兵ぞうひょう新兵初年兵古兵ふるつわもの老兵敵兵・敗残兵・伏兵番兵歩哨斥候歩兵騎兵砲兵工兵水兵海兵セーラー憲兵

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普及版 字通 「戦士」の読み・字形・画数・意味

【戦士】せんし

兵士。〔後漢書、孔融伝〕曹操人臣と爲り、んで(かいだい)を風すること能はず、いてて人を和すること能はざるも、然れども戰士を撫し、身をして國の爲にし、會の徒を破るは、計餘りり。

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