デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐吉三郎(2代)」の解説 嵐吉三郎(2代) あらし-きちさぶろう 1769-1821 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。明和6年生まれ。初代嵐吉三郎の3男。2代嵐三五郎に入門し,天明7年2代吉三郎を襲名。京都,大坂で立役(たちやく)の花形として活躍。口跡にすぐれ,実事,和事,力士役を得意とした。文政4年9月26日死去。53歳。大坂出身。後名は嵐橘三郎(初代),嵐璃寛(初代)。通称は大璃寛。俳名は李冠,璃寛。屋号は岡島屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例