デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸沢式佐(2代)」の解説 岸沢式佐(2代) きしざわ-しきさ 1757-1823 江戸時代中期-後期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。宝暦7年生まれ。初代岸沢式佐の門弟。岸沢市治を名のる。天明3年師の死後ただちに式佐をつぎ,立三味線となる。のち3代古式部を襲名。一時右和左(うわさ)と称する。常磐津(ときわず)節岸沢派の基礎をかためた。文政6年11月死去。67歳。作品に「夕霧」「忠信」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例