精選版 日本国語大辞典 「岩・磐・巖」の意味・読み・例文・類語
いわ いは【岩・磐・巖】
[1]
※方丈記(1212)「南に懸樋(かけひ)あり。いはを立てて水を溜(た)めたり」
② ①の類を材料にして作ったもの。
※千載(1187)雑上・一〇四三「いはおろすかたこそ無けれ伊勢の海の塩瀬(しほせ)にかかる蜑(あま)の釣舟〈藤原俊忠〉」
(ロ) 漁網の裾につけるおもり。古くは石を用いた。
※夫木(1310頃)三三「人知れぬ身のみ思へば牛窓(うしまど)に引き干す網のいはで過ぎぬる〈隆実〉」
[2] 〘語素〙
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