重石(読み)じゅうせき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「重石」の意味・わかりやすい解説

重石
じゅうせき

タングステンの鉱石鉱物の総称。鉱物学的には、鉄重石鉄マンガン重石マンガン重石および灰重石をさす。これらはしばしば石英脈中に共存して産する。

[加藤 昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重石」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐せき ヂュウ‥【重石】

〘名〙 タングステン酸塩鉱物のこと。灰重石、鉄重石、マンガン重石、鉄マンガン重石など。黒色で重い。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「重石」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐せき〔ヂユウ‐〕【重石】

灰重石・マンガン重石・鉄マンガン重石・銅重石など、タングステン酸塩鉱物の総称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android