富士田千蔵(初代)(読み)ふじた せんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富士田千蔵(初代)」の解説

富士田千蔵(初代) ふじた-せんぞう

1757-1824* 江戸時代中期-後期の長唄唄方。
宝暦7年生まれ。初代富士田吉治の子。富士田藤次郎と称したが,寛政6年千蔵と改名。10年江戸市村座の立唄(たてうた)となる。父ににて美声で「小原女(おはらめ)」「越後(えちご)獅子」などを初演。文政6年12月9日死去。67歳。江戸出身。俳名は楓郷。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android