(読み)こう

精選版 日本国語大辞典 「寇」の意味・読み・例文・類語

こう【寇】

〘名〙 外部から侵入してくる敵。外敵。賊。あだ。かたき。
読本椿説弓張月(1807‐11)前「寇(コウ)を斬り営に帰って日色低し」 〔春秋左伝‐文公七年〕

こう‐・す【寇】

〘自サ変〙 攻めよせる。侵略する。
史記抄(1477)八「以備胡胡の寇するに備へて、こちからは撃はせられぬそ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「寇」の意味・読み・例文・類語

こう【寇】[漢字項目]

[音]コウ(漢) [訓]あた あだ あだする
外から侵入して害を加える賊。「外寇元寇倭寇わこう
外から攻めこむ。あだする。「侵寇入寇来寇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android