孤塁(読み)コルイ

デジタル大辞泉 「孤塁」の意味・読み・例文・類語

こ‐るい【孤塁】

孤立した根拠地。ただ一つ残って助けのないとりで。「孤塁を守る」
[類語]孤城要塞防塞堡塁土塁防塁本塁堅塁城塞バリケード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤塁」の意味・読み・例文・類語

こ‐るい【孤塁】

〘名〙 ただ一つ残って味方の助けのないとりで。孤立したとりで。比喩的に、ただ一つだけ残った根拠地の意に用いられる。
※山陽詩鈔(1833)八・南遊往反数望金剛山想楠河州公之事慨然有作「想見予章公、孤塁扞群賊

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「孤塁」の解説

孤塁

吉田千亜による著作副題「双葉郡消防士たちの 3・11」。2020年刊行。同年、第42回講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android